MacとWindowsでキーボードとマウスを共有する
MacとWindowsを並べて使っている場合、1つのキーボードとマウスで両方とも操作できると便利だ。以前、Synergy復活 | Hiroaki's blogに書いたように、Synergyという共有ソフトを使用していた。ただ、バージョンによってはうまく動かず、案の定、MacをOS X El Capitanにアップグレードしたところ、動かなくなった。そこで、ソフトで共有するのは諦めて、MacとWindowsをお手軽接続することができる「KB-USB-LINK3M」を参考に、共有用のケーブルを購入することにした。
キーボード・マウス共有ケーブルKB-USB-LINK3M
サンワサプライ ドラッグ&ドロップ対応USB2.0リンクケーブル(Mac/Win対応) 1.8m KB-USB-LINK3Mはキーボードとマウスを共有するためのケーブルだ。Mac-Windowsだけでなく、Mac-Macでも、Windows-Windowsでも共有できるらしい。
今回は、Windows側のキーボード・マウスでMacも動かすことにした。
OS X El Captionで使うにはアップデートが必要
OS X El Captionで使うには、アップデートが必要らしい。ケーブルの根元に入っているであろうファームウェアを更新するのだろう。
更新手順はwww.sanwa.co.jp/support/download/driver/cable/link3mfw109/index.htmlにあるのだが、なぜだかアップデート用ファイルのリンク先が手順書のページになっており、ファイルの入手で迷子になってしまった。
正しい入手先は
- Windows用
- KB-USB-LINK3M のソフト(ドライバ)ダウンロード - サンワサプライ株式会社
- Mac用
- KB-USB-LINK3M のソフト(ドライバ)ダウンロード - サンワサプライ株式会社
アップデートすると、古いMacでは使えなくなるらしい。更新手順の途中に記述がある。
アップデートはWindowsで行うべき
手順に従ってiMacでアップデートしてみたのだが、ケーブルを挿し直してもなぜか動かない。更新手順書にあるバージョン確認方法で確認したところ、手順書にあるバージョンにはなっていなかった。何度やってもバージョンが上がらないので、Macでのアップデートは断念。Windowsでアップデートしたところ、手順書通りのバージョンになった。ま、未だにMac版の扱いってこんなもんだよね。
これ、何度も挿したり抜いたりしないといけないので、USBがディスプレイの背面にしかないiMacでは結構大変だった。
「挿すだけ」は便利
Synergyの場合、共有相手のIPアドレスを設定する必要があったので、ネットワークの影響を受けているのか、設定の問題なのか、うまく動かない時の調査が面倒だった。また、環境の問題なのか、自動起動できず、再起動するたび手動でSynergyを起動させる必要があった。共有ケーブルだと挿すだけで済むし、マルチディスプレイだからといって別途費用がかかるわけでもないし、イイネ。