OSをアップグレードすると使えなくなるアプリが出てくるのはいつものこと。しばらく待てば対応版が出てくるものなので、そろそろいいかと思ってmacOS Catalinaにアップグレードしたところ、マウス・キーボード共有のためのケーブルのドライバが動かなくなっていてちょっと焦った。
WindowsとMacを並べて便利に使うには
WindowsマシンとiMacを並べて置いているのだが、キーボードやマウスをいちいち切り替えるのはとても面倒。なので、Windowsマシンに繋いだキーボード・マウスでMacも動かせるよう、いくつかソフトを試してみた。結果、ドラッグ&ドロップ対応リンクケーブルというもので両者を繋ぐことにした。
WindowsとMacを1組のキーボード・マウスで操作する場合、ドラッグ&ドロップ対応リンクケーブルを使うと便利。
アップデートでCatalinaに対応する
Catalinaにアップグレードしたところ、このリンクケーブル用のアプリが起動しなくなった。「2台のWindowsマシンでキーボードを共有するならまだしも、WindowsとMacじゃぁユーザも多いとは思えないし、もう無理かなぁ?」と思って、共有するプログラムをいろいろ調べていたのだが、ふと、kb-usb-link3m catalinaでググってみたところ、あたらしいソフト(ドライバー)が出ていることを発見。変更内容を確認したところ、Mac OS 10.15 (Catalina)に対応させるファームウェアアップデータということで、問題解決。
ドラッグ&ドロップ対応USB2.0リンクケーブル(Mac/Windows対応)用ソフトウェア
アップデートはWindowsで
ファームウェアのアップデートは、途中でエラーになると使い物にならなくなることがあるので、慎重に、提示されている手順どおりに行うのが鉄則。このケーブルの場合、繋いだりはずしたりする必要があって面倒なのだが、端折らずに手順書どおりに行っていく。
手順書を読んだ結果、Windowsでアップデートする方が少しだけ操作が少ないので、Windowsでファームウェアのアップデートを行う。Catalinaに対応したV1.0.1190.36Rになったことを確認してから、iMacに繋いで手順書どおりに設定する。
今までどおりの使い勝手が嬉しい
OSのアップグレードにきっちり追従してくれるのは、とても嬉しい。変に操作方法が変わることもなく、マウスを動かしていくだけで操作対象のマシンが切り替わってくれる。
デスクトップマシンとノートPCの組み合わせでもキーボード・マウスの共有はできるので、お試しあれ!