WordPressでブログを書いていたのだが、自分で管理するのがしんどくなってきていた。
- WordPressの更新は、管理画面で行えるから、いい。
- プラグインの更新は、管理画面で行えるから、まあ、いい。
- テーマの更新は、頻繁に行うものでもないから、まぁ、いい。
- WordPressを動かすために必要なPHPを5から7にバージョンアップ
- サーバのUpdate
というわけで、移転という視点で、「WordPressが使える」とうたっている有料のサーバーを探してみた。
カラフルボックスに移転した
WordPressのサーバー比較とかで検索して出てくるのは、「新たに始める」ことを暗黙の前提にしているブログがほとんどだ。
それでも、以前は「DNSに登録するアドレスを更新すればそのうち切り替わる」から、新旧2つのサーバでしばらく動かしておけばよかった。
でも、最近はhttpsを使うようになっている。切り替わってからSSLの証明書を入手する必要があるので、以前よりも引越しにかかる時間は増えている。
それに、無料のSSLを使うためにはDNSのサーバを切り替える必要があると読み取れるサービスもいくつかあった。
こういった点に注意して
- 無料のSSLが使える。証明書の取得処理は、好きな時に手動で開始できる。
- 無料のSSLを使う場合でも、DNSのサーバを切り替える必要がない
- 値段は飛び抜けて高いということもない
- サービスのスペックが他社と大きく違うこともない
引越しサービスは使わなかった
カラフルボックスにはWordPressの引越しを行なってくれるサービスがある。「利用してみた」というブログも見かけたが、今回は自分で行なった。
といっても、手順はカラフルボックスのヘルプに書いてある。
WordPressのサイトを他サーバーから移行する方法 – ColorfulBox(カラフルボックス) サポートサイト
「プラグインを使わない場合」の手順でDBとファイル一式をアップロードし、
DNSの登録アドレスの変更→管理画面でSSL証明書の手続き
という順番で、引越し完了。
WordPressサービス比較
今回、比較していてためになったのが障害情報のページ。よく読んでいると、システム構成が垣間見えて面白かった。
比較したサービス
サービス名 | 申し込みページ | コメント |
---|---|---|
エックスサーバー | オススメしている人が多い。ここのサーバーを使ってWordPressのブログサービスをやっている業者があるっぽい。 | |
wpX | エックスサーバーだとお隣さんが人気サイトの場合に影響受ける印象だけど、こっちだと大丈夫そう。初期費用0円というのも、手軽に始められる。 | |
スターサーバー | なかなかお安い。 | |
mixHost | オススメしている人が多い。エックスサーバーと同じく、使っている業者がいる感じ。 | |
さくらのレンタルサーバー | レンタルサーバー以外もやっている。いろいろやれるさくらのVPS は使用中。 | |
KagoyaのWordPress専用サーバー | KUSANAGI という超高速WordPressが使えるのがウリ。ただ、一部の機能が使えないという話がある。 | |
JetBoy | 無料SSLを使うには、DNS Serverを切り替える必要があるように読み取れた。 | |
ConoHa WING | ちょっと高い。といっても、エックスサーバーとそれほど違わないか。 | |
カラフルボックス | WordPressの引越しメニューあり。東京と大阪でバックアップを持っている。 |
引越しはプロに任せる
「Linuxの勉強だ!」という気持ちでやれる人ならともかく、「ブログ書きたい!システムのことはやりたくない!」って人は引越しサービスを使った方がいい。ブログにアクセスできないということはアフィリエイターにとっては機会損失に繋がるのだから、プロのノウハウを借りて短時間で済ませるようにすべきだと思う。