アジャイルな見積りと計画づくり ~価値あるソフトウェアを育てる概念と技法~は、何らかの形でソフトウェア開発にかかわる人なら、発注側、受注側関係なく、読んでおくべき1冊。
- 仕様が全部出ているとはとても思えないんだから、どれだけ時間がかかるかなんて、わかるわけないじゃん。
- すべての時間をこのプロジェクトに割り当てられるわけではないんだから、工数から単純に期日を決められたって…。
- これ、そういう意図がある機能なら、あっちの機能と同じような動きにしたほうがスマートだけど、そういう仕様じゃないなぁ。
なんてことはしょっちゅうあるわけで、そういった不確定要素があるにも関わらず、「えいや」で期日やらコストやらを無理やり決めてしまうから、トラブルが発生する。
一度に全部なんて決められるわけないんだから、本当に必要なものから順番に、確実に作っていきましょう、ということだろう。
順番に、確実に作っていくということは、発注側(要望決定者側)も付き合う必要があるわけで、適当に丸投げしておしまい、なんて手抜きはできないということ。
今まで作った部分についても、これから作る部分の影響で手を入れなければいけないということは、当然、起こるわけで、だからテスト自動化やCIが重要な技法になってくる。
順番に、確実に作っていくということは、発注側(要望決定者側)も付き合う必要があるわけで、適当に丸投げしておしまい、なんて手抜きはできないということ。
今まで作った部分についても、これから作る部分の影響で手を入れなければいけないということは、当然、起こるわけで、だからテスト自動化やCIが重要な技法になってくる。
コンピュータリソースが劇的に安くなったんだから、プロジェクトの進め方もそれに合わせて変えていくのが当然だし、うまくいったやりかたをこうやってまとめているのだから、目を通しておくべき1冊。