Tomcatを使うとき、多くの場合はフロントにApache httpdを持ってくるが、「既にIISでアプリを動かしているところにTomcatも」というニーズは、多少はあると思う。
普通はAJPをしゃべれるISAPI拡張をいれて…というアプローチだろうけど、これ、難しい、というか、できなかった。
ので、AJPではなくhttpで繋ぐ。Apache httpd - Tomcatでも、AJPがエラーになって逃げ道がなくなったときの最終手段として、httpで繋ぐことがあったらしい。
手順はIISとapacheを共存させる方法(Application Request Routing) | Windows Maniaxを参照。apacheの代わりにTomcatが8080番にいるので、そのように読み替える(デフォルトの設定だと、8080番にTomcatのhttp serverがいる)。
ただ、リッチクライアントからアクセスした場合、エラーになったので、localhostではなくサーバのFQDNを指定した。
「URL書き換え」の「パターン」を調整すれば、Tomcat上のアプリケーションへアクセスするURLだけをリダイレクトの対象にできるので、ASP .Netなアプリケーションとの共存もOK。