VMware Playerに
FreeBSDを入れた。
X Window Systemも
入れたいところではあるのだが、VMware上でグラフィックを扱うのは、どうしても
ちょっと辛い。Windows上でX Serverを動かし、VMware上の表示を飛ばすというのが
いいのだが、X Serverはちと使ってみるには高い。フリーのは性能がイマイチという
話も聞くし。
というわけで、VMware上のXの表示をWindows上のVNC Viewerで受けることにする。
VNC Viewerで繋げると、xdmの画面が表示されており、そこから普通にログインできる
ようにする。
Windows側はVNCのViewerだけあればよいので、 Ultr@VNCを カスタムインストールする。サーバは不要なので入れない。
VMware上で動いているFreeBSD側。portsを使っていろいろ入れる。
- tightvnc
- xdm
- xterm
- xinit
- xrdb
- xsm
- twm
:0 local /usr/local/bin/Xvnc :0 -once -geometry 1024x768 depth 32
とする。X Serverとしてtightvncのサーバを使い、解像度1024x768、色数32bitとする。次。xdmが立ち上がるようにする。/etc/ttysのttyv4~7の 行頭に#を入れてコメントアウトし、ttyv8の行にあるoffを onに変更する。 kill -HUP 1として、この変更を適用する。
これで最低限の設定はOK。VNC Viewerを起動し、接続先のIPとしてVMware上の
マシンを指定すると、xdmの画面が現れる。Login名とPasswordを入力し、Enterキーの
代わりにF1を押すと、画面右下にxtermの画面が現れる。この画面でexitと入力すれば、
セッションを終了してxdmの画面に戻る。
後は.xsessionに自分の好みの設定を書いていけばよい。
xdmから起動しているので、.xinitrcではなく.xsessionが使われることに注意。