2017/03/26

sql_modeは悪魔の設定

なぜそのSQL文がエラーにならないのか?

久しぶりにMySQLを使ったシステムのお仕事。INSERT文でnot null制約の付いたカラムが書かれていないのに、エラーにならずに実行されていて???となったが、これ、sql_modeに STRICT_ALL_TABLES も STRICT_TRANS_TABLES もセットされていないからだった。

STRICT_ALL_TABLES と STRICT_TRANS_TABLES

MySQL :: MySQL 5.6 リファレンスマニュアル :: 5.1.7 サーバー SQL モードの「厳密な SQL モード」にSTRICT_ALL_TABLES と STRICT_TRANS_TABLES の説明がある。厳密モードが有効でない場合、MySQL は無効または欠落した値に対して調整された値を挿入し、警告を生成します とあり、not null制約のカラムに値がセットされない場合は「調整された値を挿入」して辻褄を合わせてくれる。まさに、「小さな親切大きなお世話」な仕様だ。

デフォルト設定はどうなっているのか?

5.6, 5.7ではSTRICT_TRANS_TABLESがセットされる。
5.5以前にはSTRICT_TRANS_TABLESはない

5.6になってまともになったようだ。

AWS RDS MySQL 5.6にはSTRICT_TRANS_TABLESはない

ちゃんと設定しましょう。

今の設定はどうなっている?

my.cnfを確認。なのだが、

  • MySQLのサーバはインフラチームが管理していて、ログインできない
  • RDS MySQLなのでmy.cnfを見れない
といったケースもある。何のことはない。mysqlなどクライアントプログラムから繋いで
SELECT @@GLOBAL.sql_mode;
とすればOK。

sql_modeを変更するときの影響範囲は?

sql_modeはmy.cnfで設定する。ので、Server全体に影響する。だが、session単位(接続単位)で変更することができる。

SET SESSION sql_mode='設定したいmode';
複数のmodeを設定する場合も
SET SESSION sql_mode='STRICT_TRANS_TABLES,NO_ENGINE_SUBSTITUTION';
とすればよい。
いちいち書くのが面倒?当然Connectionを管理するライブラリ使っているでしょうから、そのライブラリをよーく調べてみましょう。SpringFrameworkなら、AOPでさっくりと。



0 件のコメント :

コメントを投稿

Comments on Google+: